注文住宅とローコスト住宅の差

近頃は注文住宅だけではなく、価格が安いローコスト住宅の購入を選ぶ人も増えていますが、これらはただ価格に差があるだけではありません。具体的な違いを知っていなければ、購入した後で選び方を間違えたと大きく後悔する可能性があるので、購入を考える前にはそれぞれの違いを知っておくことが大切だと言えます。

ローコスト住宅は注文住宅よりも価格が安い住宅ですが、設備やデザインを最低限のシンプルなものにすることで低コストを実現していることを知っておきましょう。つまり、ローコスト住宅を購入すると少ない費用でマイホームを手に入れることができますが、見た目や性能を思い通りにすることは難しいです。価格を抑えたいと考えるのであれば、最新設備やハイテクな技術、独自性の高いデザインを諦める必要があるので、細部までこだわりたいと考える人はローコスト住宅ではなく注文住宅を選ぶとよいでしょう。もちろん、必要に応じてオプションとして設備などを追加することができますが、追加しすぎるとローコスト住宅を選んだ意味がないような高額な費用が必要となるので、こちらの住宅を選ぶ場合は妥協が必要であると理解しておく必要があります。注文住宅の場合はローコスト住宅よりも価格が高いですが、標準仕様として最新設備や優れた性能が取り入れられていることが多く、デザインや設計などに細かくこだわっていくことができるでしょう。

2つの住宅には完成するまでの期間にも差があり、ローコスト住宅であれば1年以内もしくは1年程度で完成できることが多いですが、注文住宅の場合はそれよりも長い1年半ほどかかることになることが多いです。前者はあらゆる部分がシンプルなので、打ち合わせの回数が少なくて済む、工期が短くて済むという特徴がありますが、後者は自由度が高いものやこだわっているものほど打ち合わせの回数が多く、工期が長くなります。費用を抑えたいと感じる人だけではなく、短い期間でマイホームを建てたいと考える場合もローコスト住宅のほうが向いている可能性があるでしょう。

注文住宅とローコスト住宅の違いを考えると、デザイン性や性能にしっかりとこだわりたいと考える場合は注文住宅、シンプルな住まいでよいから早く安く手に入れたいという場合はローコスト住宅が向いています。どちらにもメリットとデメリットがあるので、より自分たちに合っていると感じられる住宅を選ぶことが大切だと言えるでしょう。